こんにちは。
今月はお手軽にできる【爪もみ健康法】をお伝えします。
爪もみは、手の爪の付け根部分にある「井穴」というツボを刺激するという、
自分で簡単にできる対策方法です。
まずは、井穴はどこでしょう?
井穴の場所は、図のように手の爪の生え際から2ミリくらいの位置にあります。
すべての指を刺激するのがおすすめですが、
実はそれぞれの指にある井穴によって期待できる効果が違います。
何か気になる症状がある場合には、
そこの経絡に繋がる井穴を重点的に揉むのがおすすめですよ。
親指:肺など呼吸器系に繋がる経絡。咳、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、リウマチ
人差し指:胃や腸など消化器系に繋がる経絡。胃腸虚弱、胃潰瘍、十二指腸潰瘍
中指:耳に繋がる経絡。耳鳴り、難聴
薬指:交感神経を活発にさせる経路。倦怠感、眠い、抑うつ
(ただし、リラックスしたい時やストレスがたまっている時には逆効果になることもありますので、押しすぎないようにしてください)
小指:循環器系に繋がる経絡。高血圧、動悸、腎臓病、脳梗塞、頭痛、生理痛、糖尿病、肩こり
爪もみの方法は、それぞれの指の付け根にある井穴の場所を、
反対の手でつまんで押しもみするだけ。とても簡単ですね。
指1本につき10~20秒くらいが目安です。
爪もみは自律神経の乱れを整え、全身の血行を促進する効果も期待できます。
道具も費用もスペースもいらず、短時間でできる爪もみ健康法は簡単にはじめられますね。
自律神経を整えることは免疫力のアップにも繋がるので、
髪の毛のお悩みにも効果が期待できるそうです。
私は朝、布団の中で薬指を重点的にもんでヤル気を起こし、
昼に全部の指をまんべんなくもみ、
夜はお風呂の中で薬指以外の4本をもんで副交感神経を優位にし、
リラックスして寝ます。
(忘れなければ、ですが 💦)
爪もみは手軽で効果的な健康法ですので、
ぜひ試してみてくださいね!
すぐに効果は現れないとは思いますが、続けることが大切ですね。
まだまだ朝晩は寒いので体調を崩さぬよう気をつけてください。