今回は外壁塗装の基本・「外壁塗装をする理由 」についてです。
なぜ、外壁塗装工事をしなければいけないのか
大きく分けて3つあります。今回は、
理由・その1
お家を守る保護機能 (経年劣化、錆、腐食等)
です。
塗装と一言で言ってしまえばそれまでですが、実を言うと、塗装にはいろいろな分野と種類があります。
たとえば、機械や様々な部品などを塗装する金属塗装、橋や鉄塔などを塗装する鋼橋塗装、自動車を塗装する自動車板金塗装、建築物を塗装する建築塗装などに分かれてきます。
まだまだ他にもいろいろな種類の塗装がありますが、私たちが営む塗装は建築塗装の分野になります。そもそも塗装とは何でしょうか?
塗料を被塗物の表面に塗料を塗り広げて、要求された目的を達成する塗膜を造るということになるのですが、
私たちが行っている建築塗装の塗装は、大まかに言えば建築物を守るということになります。外壁、屋根、木部、鉄部各部位によって塗装する塗料も違えば、工法や塗り方も違ってきます。
防錆性を重視する塗料や、耐候性を良くする塗料、水性塗料や溶剤塗料、1液形塗料や2液形塗料、ウレタン、シリコン、フッ素、無機ハイブリット等、塗料のバリエーションも豊富で本当に数多くの塗料が存在しています。
良い物そうでない物、長持する物そうでない物といろいろです。
工法や塗り方は、広い面を塗装するときはローラー塗装や吹付塗装、細かいところを塗装するときは刷毛塗りと、各塗装するものによって塗り方、技術が異なってきます。
塗装とは本当に奥が深くて複雑なのです。
建築物は、手入れせずにそのまま放置してしまえば塗装の効果が薄くなり徐々に劣化が始まり、錆びたり、腐食したりして当然のことですが長持ちしませんし、
建物を痛めてしまうことに繋がります。塗装することにより、経年劣化や腐食から保護し、耐用年数を延ばすことができます。
したがって建物を長持ちさせてなおかつ、美観を損なわなく維持できるということです。塗装とは、お家にとってそれだけ重要で、必要不可欠なのです。
塗装の目的を達成するには、塗装職人の技術水準が高まり正しい技能が的確に行使されることと、塗料の正しい知識を持ち、優れた技能によって塗料が正確に塗装されることであります。
次回は、
理由・その2「美しさを保つ美装機能」です。