職人技術が輝く!真夏の塗替え
こんにちは!
今日も熊谷は暑いです!あついぞ!熊谷です。
みなさまお元気ですか?お変わりありませんか?
いよいよ梅雨があけ、夏本番となりました。
『夏は暑くて職人さんが可哀想よね…』とか、『足場を立てられるとうっとうしいから、少し涼しくなってから…』と、塗り替えを敬遠される方が割に多かったようです。一昔前までは・・・。
だから、春や秋と比べて、一般住宅の塗り替えは少なくなり、逆に学校などの大規模な改装は、子供達のいない夏休みのうちにということで、多くなります。
時代は変わり、今は事情が全く違います。
工事の際、窓の開閉が制限されますので、『夏は暑いからダメ!』と思っていらっしゃったのですが、窓が開けられないのは、実は、春も秋も同じ…。
しかし、近年の猛暑のおかげで、逆に夏場の塗替えのほうが窓を閉め切っており、室内ではエアコンをかけているので、臭い臭いも入ってこないので快適とか。
また、飛散防止ネットも、すだれ効果も発揮して、夏の強い日差しを遮ってくれるのです。
また、夏場の塗装は乾燥が早いので、ダレやミミ、ハケ目(ダレ=塗料が涙のように垂れてしまう ミミ=ローラー塗りの重なり部分の山 ハケ目=ハケ塗り後に出る線や筋のこと)に気を使わないといけませんでした。
ところが、最近のプロ仕様の材料は、夏用と冬用に分けられており、夏用は乾燥が遅く、冬用は早くなるように作られていたりします。
塗装職人さんって、ただ、壁に向かって塗装作業をしているかのように見えますが、壁の材質だけではなく、時期に合わせて適切な材料を選び、材料に合わせて適切な施工をすることも心がけていたりいたりするんですよね。
また、施工の仕方に関しては、朝晩の涼しいときに大屋根の施工をしたり、日中は、太陽の位置に合わせて、直射日光が当たらない場所を選びながら施工をしたり・・。
塗装仕事って簡単そうに見えますが、実はとっても奥が深い、魅力的な仕事なんです。
みなさん、この暑さは当分続きそうです。
くれぐれもお体を大切になさってくださいね。
今度お目にかかった折には、夏の思い出をお聞かせください。