こんにちは。
今日は昨日とは違い穏やかな春らしいお天気ですね。
今日はお家の壁を見た目にキレイに保つコツをお教えします。
ある夫婦の会話から・・・
妻:「ねえ、お父さん、うちの外壁に亀裂が入ってるけど、大丈夫かしら?」
夫:「そうだなぁ、家を建ててからだいぶ経っているし、コーキング材でも買って、自分で直してみるか」
なーんて調子で外壁のひび割れを自分で修理した経験のあるお父さん方も多いのではないでしょうか?
DIYが得意なお父さんなら自分でやってみたくなりますよね。
でも、それって失敗補修だったりもするんです。
実際私もよく見ます。ひび割れを補修した部分が真っ黒に汚れていたり、外壁を塗り替えても、補修した跡がクッキリ浮き出てしまい、どうにも見た目が良くない外壁のお宅を・・・。
大抵の場合、シリコンのコーキング材で補修したため、そんな見苦しい状況になっている場合が多いのです。
シリコンコーキングは、低価格で防水性能が高く、作業性も悪くないので、手軽なコーキング材として広く普及していますが、私たち職人からすると、外壁の補修に使用して欲しくない材料の、間違いなく№1になると思います。
外壁の補修材に合わない理由として、
まず、塗料をのせる(塗る)ことができない。
(シリコンの上からでも塗装できるという接着剤も出てはいるが、完全ではない。)
次に、シリコン特有の油が出て、補修したまわりを広範囲に汚してしまう。
また、接着・自着力が強いので、簡単に取り除くことができない等々です…。
(注 同じシリコンでも、外壁の補修材に適している変性シリコンタイプもあります。)
塗替え前に、シリコンのコーキング材がべったり塗られていると、いくら私たちが頑張っても、どうしても仕上がりに影響してしまう場合も起こります。新築のように元通りにキレイになって欲しい…。
その思いは、私たちもあなたと同じです。だから、今回のお話を忘れないで下さいね。
このようなちょっとした心配事も気軽にご相談くださいね。
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