こんにちは。今回は栄養ドリンクについて調べてみました。
スーパーや薬局で栄養ドリンクの安売りがあると、
年配の方が箱買いしているのをよく見かけます。
年齢を重ねると疲れが取れなかったり、
元気が出なかったりしますよね。
栄養ドリンクに頼りたくなる気持ち、私もよ～くわかります。
踏ん張り時、たまに飲むくらいなら良いのですが、
飲むのが習慣になってしまったり、
飲む量が多くなってしまったりすると危険性もあります。
栄養ドリンクの正しい活用法についてご紹介します。
栄養ドリンクに含まれているおもな成分は
■糖分
■ビタミンB１
■カフェイン
です。
このような成分によって
【一時的に】元気になれる
のが栄養ドリンクの特徴です。
つまり「疲れた時の体力回復」ではなく、
疲れた状態を麻痺させ「疲れを感じにくくする」効果があるものです。
根本的な体力の回復ではないため疲労自体は蓄積されます。
疲労は回復されたのではなく「隠れている」という点に注意しましょう。
栄養ドリンクの効果は、摂取してから約30分で現れ、
約4時間で半減すると言われています。
適度に飲む分には良いですが、
飲み過ぎるとカフェイン中毒や高血圧などの副作用が起こる可能性があります。
また、糖質も多く含まれているので肥満や糖尿病のリスクも高まります。
午前中に飲んで元気になって、昼食後にカフェイン効果が切れはじめ、
疲れがドッと押し寄せて長時間の昼寝をしてしまい、
けだるい夕方を過ごし、夜に眠れない！なんて悪循環がないようにしたいです。
栄養ドリンクは「体力を復活させるもの」ではなく、
一時的に疲れを感じにくくさせる効果を期待する飲み物です。
そのため飲むべきタイミングとしては、
最後のひと踏ん張りの場面などをおすすめします。
「この仕事を終えたらゆっくり休める」
「だからあと少しがんばりたい」
といった場面が良いですね。
「眠いから飲む」「疲れたから飲む」
といった飲み方をすると、
「飲まないと眠くなる」「飲まないと疲れてしまう」
といった〝依存〟に近い状態になり、
飲み過ぎにつながってしまうので注意しましょう。
また、疲れた時に栄養ドリンクを飲むのは
「体力の前借り」
ということを理解し、飲んだら必ずどこかでしっかり休んだり、
疲れたときは根本的なリフレッシュや休養を心がけるようにしましょう。
