こんにちは、髙木です。
突然ですがみなさん、お口のケアはされてますか?
この度、一般社団法人 日本歯科医学会連合 新型コロナウイルス感染症対策チームより、国民の皆さん向けに感染予防に関するアナウンスがなされました。アナウンスされた内容を簡潔にお伝えすると、「新型コロナウイルス感染予防には口腔ケアが重要」ということです。
私は日頃からお口の中の環境には気を使っています。
3か月に1度は歯科検診に行き、そこで歯石を除去してもらったり、歯茎の状態を調べてもらったりしています。
私が普段何気なくやっていたお口のケアは、調べてみると様々な病気の予防になっていることがわかりました。
そこで今回は、みなさんにも危機感を持って実践していただきたくてお伝えします。
年齢によって、お口の中の環境は自分が思っている以上に悪化しやすいそうです。
歯が無くなる原因は、虫歯よりも歯周病のほうが多いらしいです。
歯周病は、お口の中で唯一の生活習慣病と言われ、お口の中の病気としてだけではなく、生活習慣やその他の病気とも深く関係しているそうです。
「歯周病から誘発される病気」
・心臓病
・糖尿病
・骨粗鬆症
・アルツハイマー型認知症
・早産
・メタボリックシンドローム
・肺炎
等です。
そうです、今流行っている新型コロナウィルスは肺炎の症状から亡くなる方がいます。
「口腔ケアがウィルス感染症に効果的な理由」
~口腔ケアが腸内細菌のバランスを整え、免疫力を向上させます~
ウィルス感染を防ぐためには、体の免疫力を低下させないことが大事です。腸内細菌のバランスを整えることで免疫力が高まることはみなさんご存じだと思いますが、お口の細菌が
食堂→胃→腸
へと移動し、腸内細菌を乱して体の免疫力を下げてしまう可能性があると言われています。そのため、お口を不潔にしている方や、歯周病にかかっている方は、食事のたびにお口の細菌が腸内へ運ばれ、免疫力を下げてしまう恐れがあるということです。
腸内環境を整え、免疫力を上げようと納豆やキムチやヨーグルトを毎日一生懸命食べていても、お口の細菌がそれらと一緒に体内に運ばれていたのでは全く意味がありません。そもそもお口の中をキレイにしなければダメなのです。
口腔ケアをしっかりと行っておけば、腸内細菌のバランスが良くなり、免疫力向上が期待できます。
新型コロナウィルス感染予防対策としては、手洗い・うがいに加えて、毎日の丁寧な歯磨き、そして、定期的な歯科医院での専門的なクリーニングなどのケアが大事なことをぜひ覚えていてくださいね。