こんにちは。髙木です。緊急事態宣言が解除され、少し生活が自由になりましたね。ですが、引き続き気を引き締めて感染予防に努めましょう!
先日、お見積書を持参した際にお客さんから「海外の塗料で弾力性があってゴムみたいによく伸びて、紫外線にも強い塗料があるんだってねー」というお話を頂きました。よく聞いてみると、そのお客さんのご自宅の外壁のひび割れを見て、あるリフォーム会社の営業マン曰く「うちはよく伸びる塗料を使っているので、こんなひび割れは起こりませんよ」との事。
このように最近は、塗料の品質の高さを全面に出して営業しているケースが増えています。しかし営業マンの中には本当の材料の性質を理解していない、ということもよくある話で…。一般的には弾力性を高めた塗料はその反面、耐久性が落ちやすくて、ゴム状なので塗膜のふくれの原因にもなりやすいのです。
また、海外と日本の風土は大きく違うので国内でその性能が発揮される保証もありません。
そのような事もあって最近ではお客さんから「どんな種類の塗料があるの?」とのご質問をよく頂くようになりましたので、簡単にまとめてみました。
①アクリル樹脂系❘耐久性は3年前後の為、住み替えなどを予定されている方向き。
②ウレタン樹脂系❘数年前までは、外壁塗装の主役的存在で、耐久性は7年前後。
③シリコン樹脂系❘現在の主流の塗料で耐久性は10年前後。
④フッ素樹脂系❘樹脂系塗料では一番耐久性があり、15年前後。
⑤無機塗料系❘硬くて強い塗膜を形成するので、耐久性は20年前後。
長持ちの秘訣は、塗料がどれだけ伸びるかではなく職人達が「職人目線で選んだ塗料」を使い、しっかりと心を込めて塗る事だと私達は思っています。
そんな思いで今日も現場で頑張っています。
気になる方はぜひお気軽にお問合せください。
皆さま、体調には気を付けてお過ごし下さいね。