小さな補修を出し惜しんだばっかりに台風一過に全面改修…
こんにちは!少し暑さが和らいだでしょうか。
でもまだまだあついですね。
超大型台風10号がやっと去りました。
地震や台風などの自然災害は、時として私たちの住まいにも大きな被害をもたらします。
(10号も各地に大きな爪後を残していきました…。)
事実、台風一過の後、寄せられる相談は、雨漏りに関することが急激に多くなります。
「トタン屋根が飛ばされた・部屋にボタボタ雨が漏ってきた」といった深刻なご相談です…。
実際にご依頼のあったお宅に伺い、現場調査を終えて思うのは、毎回似ています。
『もう少し早く手を入れてあげていれば、こんなに痛んでなかったろうな…。全面的に直す必要はなかったかもな…。』
といったことです。
お家の定期的な修繕には、それなりの費用がかかります。
でも、そこをないがしろにしたばかりに、逆にそれ以上の大きな出費になってしまった、というようなことは、本当によくある話なんです。
大きなお世話かもしれませんが、分譲マンションにお住まいの方は、強制的に修繕費を積み立てなければなりません。
(構造的には一般住宅より遥かに頑丈に造られていても、10年程度で大規模な修繕工事を行いますよね…。)
大切な我が家のこと、少々の地震や台風ではびくともしないようにしておきたいものです。
常日頃から、とまでは言いませんが、たまにはじっくり、外壁にヒビは入っていないか?屋根はどうか?
どこか痛んでいるところはないか?
時間をかけて点検してあげることも必要ですよね。
お住まいをより快適にカッコよくする今時のリフォームも必要なことだとは思いますが、屋根と外壁は、家を守っていく上で要となる一番大事なところです。
どうぞ、定期的な点検とリフォームは忘れないでくださいね。
『災害は忘れた頃にやって来る』