【安心リフォームの知恵】~知っておきたい!「追加工事のトラブル防止策!」~
消費者センターに寄せられるリフォーム相談の中で、追加工事によるトラブル相談が割に多いそうです。
施工後に起こる工事の不具合などの問題は、業者側に責任のあるケースがほとんどのようですが、追加工事によるトラブルは、あながち業者側だけの責任とは言えないケースも多いようです。
主なトラブルのケースとして、
①見積り以外の工事をサービスと勘違いしていた。
②追加工事の費用を確認せず、想定以上の請求をされた。
このようなケースでのトラブルが多いそうです。
こういったトラブルに巻き込まれないためには、追加なのかサービスなのか?
追加工事なら、いったいいくらなのか?業者に対し、しっかり確認することが大事です。
信頼のおける業者さんなら、聞かれる前にきっちり説明してくれるのが普通だとは思います。
もちろん、馴染みの業者さんなら、こんなトラブルはまず起こらないでしょう。
しかし、リフォーム工事には、不可抗力による追加工事が出る場合もあるという事は、事前に認識しておいた方がよいかもしれませんね
例えば、解体してみたら、木材の腐りがあまりにもひどい状態だった。
足場を組み、間近で点検をしてみると、木部や雨といの劣化が想像以上だった。
‥等々。
ですが、普通の業者さんであれば、見積り以上に追加を出すという事は、できるだけ避けたいと思っているものです。
多少の追加のことは目をつむっているという事も、実際は多いと思います。
しかし、想定外の不具合が見つかり、サービスできるレベルを超えていた場合、仕方なく追加工事のご提案をせざるを得ないという事は、どうしても起こり得る事です。
痛んだ部分をそのまま見過ごすというのは、プロとして絶対に許されることではありません。
リフォーム後の不具合の芽も摘んで置かなければなりません…。
ただ、分かっていただきたい事は、業者の側も、
「負担が増えて申し訳ないな…」
そんな気持ちから、お客様には、本当に言いにくいものなんです。
どうぞ、その辺りはご理解をお願い致します。