こんにちは!
今回も悪徳業者の営業マンの常套手段についてお伝えします。
その1、その2はご覧いただけましたでしょうか?
続きになります。
今回もみなさんが悪徳業者に絶対に引っかからないよう、悪徳業者の手口やポイントなどをまとめてみましたので参考にしてください。
その3 値引きの内訳
その2では、「大きな値引きをする」とご紹介しました。
では、その内訳のからくりを例にあげて説明します。
大体、悪徳業者は外壁塗装直営業者ではありません。
営業力のない下請塗装業者が工事をする場合が多いです。
例えば、
工事費全体で120万円の見積り。
はじめその内訳は、
元請60万円
下請60万円
だったとします。
お客様にお勉強してよー!とお願いされて20万円の値引きに応じて
工事費全体で100万円になったとします。
その内訳は、
元請60万円
下請40万円
となります。
驚きですよね。下請塗装業者だけが値引き分を負担します。
値引きに応じた元請悪徳業者は痛くも痒くもないのです。
その結果、このあとどのようなことが起こるか想像つきますか?
40万円の仕事しかしません。
つまりは手抜きです。
本来3回塗りをするところを、2回、2回塗りを1回にしてしまう。
3回塗ったとしても、塗料を薄めたり、使用する塗料を最低ランクにするなど、いくらでも手を抜くことが可能となります。
素人では手抜きをされてもわからないですよね。
何年か経って、塗膜が剥がれた時にクレームの電話をかけたらつながらない!
店舗に行ってみたら空き家だった。
そこでやっと騙されていたことに気づくなんてこともあり得るわけです。
悪徳業者は早いサイクルで街に現れ去って行きます。
これまで何度もお伝えしていますが、塗料や工法も大切な業者選びの基準ですが、
「地元に密着している(逃げない)信頼できる業者」かどうかもとても大切です。